イカや青魚などを刺身で食べたときに
「寄生虫に感染した」という話を聞いたことはありますか?

魚類等に寄生する寄生虫をアニサキスといいます。

アニサキスとは?

主に魚介類に寄生する寄生虫

■アニサキス Anisakis simplex、Anisakis pegreffii、Pseudoterranova decipiens、Anisakis physeteris等
人は、アニサキスの幼虫に感染したサバ、アジ、イワシ、サンマ、メジマグロなどの海産魚やイカなどを生で食べることによりアニサキスに感染します。
たとえ虫体1隻※の感染であってもアニサキス症を発症する危険性があります。
※ 隻「せき」:寄生虫の数え方(1隻=1匹)

寄生虫をやっつける
加熱処理:アニサキスの幼虫は60℃では1分以上、70℃以上では瞬時に死滅します。
凍結処理:低温には強いとされていますが、冷凍処理によりアニサキス幼虫は感染性を失うので、魚を-20℃以下で24時間以上冷凍することは感染予防に有効です。
その他:酸には抵抗性なので、シメサバのように食酢で処理しても、アニサキス幼虫は死なずに感染します。
また、一般的な料理で使う程度の量や濃度の塩・わさび等でも幼虫は死滅しないのでご注意ください。

季節性
夏から秋にかけて多く発生

主な症状
急性胃アニキサス症:汚染された刺身等を食して数時間後から十数時間後に心窩部(みぞおち)に激しい痛み、悪心、嘔吐。
急性腸アニサキス症:汚染された刺身等を食して十数時間後から激しい下腹部痛、腹膜炎症状など。
慢性症状:自覚症状を欠く場合が多く、画像診断で腫瘤病変(粘膜下腫瘍など)として偶然発見されます。

(出典)内閣府 食品安全委員会サイト
https://www.fsc.go.jp/sonota/kiseichu_foodpoisoning2.html

「魚を-20℃以下で24時間以上冷凍すること!」
が寄生虫を死滅させる有効条件となっております。

 当店では、-60度の冷凍処理を施し、
・瞬間冷凍することで、鮮度を逃さない
・寄生虫を死滅させ安心安全な生食を提供する

 などの処理を徹底して行っております。

 

皆様の思い出に残る新鮮な鳥取県の海の幸をどうぞご賞味ください。

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